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安いブラジルの農地 続々外国人が買占め、将来の「緑の黄金卿」確信組など
オーストラリアの南東部クイーンズランドで綿花栽培をしているロバート・ニューウエル氏は、ここ数年、旱魃で生産性が急激に減少してきていた時にブラジルの農地を見る機会があり、一目見てここは将来の緑の黄金郷になると確信、05年に450万ドルを投資してバイア州西部のロザリオ市に1万1350ヘクタールの農地を購入、数か月以内に大豆と綿花栽培を開始する。
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=14&DO_N_ID=16920
同氏はオーストラリアの農場の半分を売りに出し、さらにブラジルに投資を予定しているが、初めの海外投資家によるブラジルの農地購入ブームは2千年代初期。米国人が1/3以下で買える農地および安い労働賃金に目を付けて買い漁ったが、中国の経済発展に伴い穀物の消費及び代替燃料生産が注目されているなか、必ず第二次ブームが到来すると見込んでいる。
またブラジルは温暖な気候、有り余る水資源や未だ手付かずの農業耕作地9千万ヘクタールを有しており、今後のアグロビジネスの条件を最も兼ね備えた国であることは誰も疑う余地がない。
フランスのコンソーシアム・ルイ・ドレフスは、バイア西部に2万ヘクタールの農地を購入、またカリフォルニア州退職年金基金はパラナ州及びサンタ・カタリーナ州に2万3千ヘクタールの土地をすでに購入しており、著名な投資家のジョージ・ソロス氏も投資家の一人の基金を1億ドルを投資し、トカンチンス、ミナス、バイアやマット・グロッソ州内に8農場を購入、11年までに6億ドルを投資するという。
セレレス・コンサルタント社は1年ほど前から海外投資基金が穀物及び紙・パルプ生産用植林ビジネスに4億ドルの投資を検討しており、大きな投資のうねりが見え出したが、投資の障害として土地の所有権不備や不法侵入者の存在などのリスクを挙げており、投資決定までに1年ぐらいかかっている。またインフラの不整備も投資の障害になっているが、道路や港湾が近くにあれば、海外投資家は目を見張る。
また米国やオーストラリアでは農場管理を専門企業に任せるために、ブラジルでは新たな分野で雇用創出の機会も生まれており、AgraFNP社では米国及びオーストラリアの投資家が購入した農地を管理している。
ニューメキシコ州の米国人デーン・アレクサンダー氏は、99年に友人のポルトガル人に誘われてブラジルを訪れたが、世界でも最も農業に適した国であることを確信、1年後には250万ドルを投資してバイア州西部に1万1500ヘクタールの農地を購入して綿花栽培を始めたが、04年に耕作していない土地が面積の半分を占めていたために、それを250万ドルで売ることに成功、初期投資を早々と回収しており、ブラジルは発展途上国といわれるが、農業生産では先進国であると判を押している。(エザーメ誌891号・経済情報誌から)
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