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発生周期、10年から2年に=異常気象招くインド洋水温変動-東大

 インド洋の西部で海面水温が平年より高くなり、東部で低くなる「ダイポールモード現象」は、1924年までは約10年に1回だったのに、90年代以降は約2年に1回と増え、規模も大きくなったことが分かった。同現象が起きると、東アフリカでは大雨、インドネシアやオーストラリアでは干ばつなどの異常気象につながる。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-091221X789.html

 東京大大学院理学系研究科の中村修子特任研究員や茅根創教授らがケニア沿岸のサンゴを採取して年輪を解析し、1887年から2002年まで115年間の水温や降水量の変化を推定。21日までに米地球物理学連合の専門誌電子版に発表した。

 ダイポールモード現象は、同研究科の山形俊男教授らが1999年、インド洋にも太平洋のエルニーニョ現象に似た変動があることを発見した。これまでは過去約40年間の気象観測記録しか発生状況の手掛かりがなく、長期的な発生周期の変化が分かったのは初めて。

 茅根教授によると、ダイポールモード現象は最近では昨年発生し、今年初めのオーストラリアの異常乾燥と森林火災を招いた。研究成果は長期気象予測の精度向上に役立つという。

 中村特任研究員らは、ケニア・マリンディ海洋公園の水深5メートル程度の浅い海で、ハマサンゴを掘削し、直径5.5センチ、長さ180センチの円柱状の試料を採取。石灰質の骨格の年輪や、酸素の同位体比を解析した。 

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