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印、パーム油輸入量世界一 所得増で消費伸び、中国を抜く
インドのパーム油輸入量が、2009年に中国を抜いて世界最大となったことが分かった。インドでは、所得の向上により揚げ物や加工食品の消費量が伸びる一方で、干魃(かんばつ)により国内の食用油生産が減少し、輸入製品への需要が高まった。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100115/mcb1001150508020-n1.htm
ソルベント・エクストラクターズ・アソシエーション・オブ・インディア(SEA)のデータによれば、インドの09年のパーム油輸入量は700万トン。一方、中国国家穀物油種情報センター(CNGOIC)の13日の発表によれば、中国のパーム油輸入量は前年比23%増の640万トンで、同国も過去最大を記録した。食用油全体の輸入量では中国が930万トンで首位に立っている。
インドは食用油の50%以上を輸入に頼り、輸入量全体の80%をパーム油が占める。SEAのB.V.メータ理事は13日のインタビューで、「インドの人口の伸びは毎年2000万人、つまりオーストラリアの全人口に匹敵する。収入の伸びに加えて、人口の伸びが需要の増加に拍車をかけている。植物油の輸入量は毎年記録を更新しており、この流れが変わる兆しはない」と述べた。
インドでは09年、国土の約半分を襲った干魃でコメ、砂糖、サトウキビ、菜種の収穫が打撃を受け、食料価格はおよそ11年ぶりの水準まで上昇した。最大の業界団体、油脂通商産業中央機構(COOIT)によれば、09年度の菜種の生産量は9%減の1370万トンに落ち込む見通しだ。
SEAのデータによると、09年11月のインドの植物油の輸入量は71万2677トンで、前年同月比37%増加している。メータ理事は、植物油の輸入関税撤廃のおかげでコストが下がり、国内の生産量も減少しているため、10年の輸入量は過去最高の940万トンに達する可能性があると指摘した。(ブルームバーグ Thomas Kutty Abraham)
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